庵野秀明のパワハラ疑惑まとめ!シン仮面ライダーの撮影現場はカオス?

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「エヴァンゲリオン」シリーズを手掛け一躍有名となった庵野秀明氏。

アニメーション作家や脚本家・映画監督など幅広いを顔をもつ日本が世界に誇るクリエイターです。

しかし、そんな庵野秀明氏にパワハラ疑惑が浮上しています。

そこで今回は、シン・仮面ライダーの撮影現場で起きた実際のエピソードを中心にまとめていきます。

目次

庵野秀明のパワハラ疑惑まとめ!

2023年3月31日にBSプレミアムで、庵野秀明氏が脚本・監督を務めた映画「シン・仮面ライダー」の舞台裏に迫るドキュメンタリーが放送されました。

番組には、庵野監督のほか、池松壮亮さん、浜辺美波さん、柄本佑さん、斎藤工さん、森山未來さんらが出演。

「シン・ゴジラ」以来、実写映画としては7年ぶりにメガホンを取った本作は、庵野監督の思いも並々ならぬものだったと思います。

しかし、その撮影現場での庵野監督の立ち振舞が物議を醸しています。

現場に指示はしないが怒鳴る

実際の撮影風景

庵野監督は具体的な指示を出さずに撮影を現場に任せる

現場はとりあえず撮影をしてみる

庵野監督がやってきて大声で非難する

現場の空気は最悪に...

全ての指示を出してとまでは言いませんが、1シーンを撮るだけでもかなりの労力がかかるので最低限は指示してほしいですよね。

また、別のシーンを撮影している場面でも同様の出来事が起きていました。

さすがのアクション監督や俳優らも驚きの様子を隠せなかったようです。

俳優らが自ら演技構成を考える

庵野監督が演技プランの指示を出さないため、主演の池松壮亮さんをはじめ役者どうしで構成を考える場面もありました。

こちらは良い作品を作り上げるうえで大事な要素ではあると思うのですが、ほぼ全てのシーンで同じことをしているのであれば役者の負担は計り知れませんよね。

スタッフや俳優も呆れる

庵野監督の指示を出さない撮影スタイルに現場にいるスタッフも呆れている様子でした。

ついには、

「こっちだけで進めて「違う」と言われるのは嫌だなぁ」

と本音が出る場面も。

また、呆れていたのはスタッフのみならず、本作に出ていた俳優陣も同様でした。

激しいアクションシーンを撮り終えた主演の池松壮亮さんは「どうせやり直しでしょ?」と一言。

周りのスタッフは苦笑い気味に否定していました。

いくら色々な現場を経験してきた俳優でもNGが出る前提で撮影するのはかなり気が滅入りますよね。

アクション監督は降りる寸前まで追い込まれる

ある日、さすがに庵野監督についていけなくなったアクション監督が周りのスタッフを連れて「台本を捨てて帰ろう」と行動。

すると、庵野監督が直々に謝りに来たそうです。

そのときの監督は涙ぐんでおり、アクション監督は「庵野さんに寄り添って、この作品を終わりまでやるぞ」という気持ちに変わったと言います。

このときどのような具体的な話があったかは分かりませんが、庵野監督が胸に秘めていた思いを打ち明けられたのでしょうか。

そして、その思いを聞いたアクション監督が「監督のためにやり切るぞ!」と心変わりするきっかけとなった可能性も高そうです。

庵野秀明が作品にかける思いは半端なかった

撮影現場での厳しさにより、パワハラ疑惑が浮上した庵野監督。

しかし、作品にかける情熱は人一倍もっておられます。

それ故に作品公開後に体調を崩すことも度々ありました。

1996年、『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビシリーズが終わった後には精も根も尽き果て、抜け殻のようになったそうです。

そして深刻な鬱状態になり、飛び降り自殺まで図ったといいます。

『エヴァ』が終わった後、なんか、ものすごく怖い考えに捕らわれたことが一度だけある。それから鬱が激しくなった。死にたくなることもあって、愛を求める絶望的な叫びっていうんですか(笑)。そこまで行って、自分の孤独に耐えられなくなって、先が全く見えなくなったんです。

その時、ガイナックスの屋上に立って、実際に飛び込めるかどうか試してみた。死にたい気分じゃなくて、本当に死にたいのかどうか、それを試したんです。その時は、死ぬのが怖くて痛そうだってことで、物理的な苦痛から退いたんですよね。その後、一人でオイオイ泣いて寝たんです。

https://type-r.hatenablog.com/entry/20150411

また、2012年に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を公開した後にも鬱状態になったといいます。

「エヴァ:Qの公開後、僕は壊れました。所謂、鬱状態となりました。6年間、自分の魂を削って再びエヴァを作っていた事への、当然の報いでした」

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_605936e2c5b66a80f4e9f8f3

ここまで作品に全力を注ぎ、人生を懸けている姿は胸を打たれるものがありますよね。

たしかに今回放送されたドキュメンタリーだけを見れば、第三者からはパワハラに見えるかもしれません。

しかし、それは作品に命を懸けて取り組んでいる庵野監督だからこそ強いこだわりがあるのも事実だと思います。

実際、アクション監督は辞めたい気持ちから監督のために協力すると言っていますし、

主演を務めた池松壮亮さんも庵野監督のこだわりに理解を示していました。

これは僕の勝手な解釈ですけど・・・。
もしアニメーションに勝てるとしたら「肉体感」と「生っぽさ」しかないと思う。
(庵野監督は)そういうところを探して反応しているんだなと。

アニメーション作家でもある庵野監督だからこそ、生身の人間が演じる作品でしか表現できない部分を撮りたい気持ちが強いのかもしれませんね。

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