2023年10月9日の正午ごろ、東北新幹線の車内で薬品(硫酸)により子どもを含む数人が負傷しました。
硫酸を持ち込んだ犯人は誰なのでしょうか。
勤務先の会社はどこなのか調査しました。
東北新幹線で硫酸による負傷者が発生
2023年10月9日の正午ごろ、東北新幹線の車内で薬品のようなものをさわって子どもがけがをしたと119番通報がありました。
子どもを含む数人が負傷し、一時騒然となりました。
乗客によると、「駅員さんを呼んでください」と言うトイレから出てきた直後のスーツ姿の男性を目撃したとのこと。
足元は大きくところどころに穴が開き、足首が見えていました。
「試薬の酸が爆発してしまった」
「危ないものではないです。試薬の硫酸なので大丈夫です」
「ご迷惑をおかけしてすみません。大丈夫なので」
などと繰り返していたとのことです。
車内の状況としては、
床に液体が広がっていた
煙のようなものが充満していた
異臭が漂っていた(何かが燃えたような、タバコの煙のような臭い)
7号車の方からは、「子どもがやけどした」と叫ぶ女性。
「7号車から煙!」と叫ぶ駅員。
「煙が出ている」「やばい」などと周囲の人。
現場は、騒然となりました。
新幹線に硫酸を持ち込んだ犯人は誰?顔画像はある?
顔画像に関しては、公開されていませんでした。
現時点でわかっている情報としては、
性別:男性
年齢:40代
職業:会社員
自宅住所:東京都
今後捜査が進めば、更に詳しい情報が明らかになるでしょう。
事故当時、乗客に対し「危ないものではないです。試薬の硫酸なので大丈夫です」と発言していたことから硫酸の危険度について理解していない人物だったのかもしれませんね。
もしくは、乗客を不安にさせないための発言だったとも捉えられます。
故意に事故を起こそうとしたわけではないのは、明らかでしょう。
勤務先の会社はどこ?
犯人の男性は、地質調査をする会社に勤めているようです。
自宅住所が東京都であることから、勤務先は東京にあると予想できます。
捜査が進めば、詳しい情報が公開されるでしょう。
なぜ車内に硫酸を持ち込んだ?
当時、スーツを着ていたことから、仕事関係で硫酸を使用する予定だったのでしょうか。
テロを起こすという目的ではなく、単なる移送目的だと思われます。
硫酸の管理が適切だったのかは、今後の調査で明らかになるでしょう。
硫酸は新幹線車内に持ち込み可能?
硫酸は持ち込み可能ですが、条件があります。
次の各号に掲げる物品は、手回り品として車内に持ち込むことができる。
引用:JR東日本旅客営業規則
- (1) 酸類で、密閉した容器に収納し、且つ、破損するおそれのないよう荷造した0.5リットル以内のもの。
- (2) 薬液を入れた鉛蓄電池で、堅固な木箱に入れ、且つ、端子が外部に露出しないように荷造したもの。
硫酸の容量は、0.5L以内だったのでしょうか。
実際に爆発して中身が漏れ出したので、荷造りに関しては不備があったのかもしれませんね。
世間の声
持ち主が危険な薬品ではないと言い張ってるみたいだけど火傷をするような薬品は劇薬です。 テロだと言われても仕方ない状況ですよ。
硫酸は危険物です! 扱い方を間違えるとこのように爆発しますし、触れてしまうと火傷、失明の恐れもあります。
意図的に漏らしたのではないと主張しているみたいですが、危険物の持ち込み自体が禁止されているはずですよ。テロと疑われても仕方のない案件だと思います。最低でも過失致傷で逮捕が妥当だと思いますよ。今後故意にやったとか事件性だとか出てくるかもしれませんが。
意図的でないにしても、これがもし網棚の上で漏れだしたらどうなっただろうか? 漏れたのは過失でも持ち込んだのは故意。 子供がけがをし、新幹線を緊急停止させ、ダイヤを乱したことの責任は重い。
危険な薬品ではないにしても子供が火傷を負うほどなのでかなり危険なものといえると思います。 子供が火傷をしたとの情報を聞いた時は本当に驚いたし、恐怖と痛みで大変だった方と思いますし可哀想でならないです。今後精神的にあまりひどくならないよう祈っております。
引用元:Yahooニュースコメント
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